日本企業の皆さまへ

【なぜ、"Innovation Discovery Japan"を行うのか】

日本には、人工知能、バイオテクノロジー、ロボット技術等の最新のテクノロジーを利用したベンチャー企業が沢山あります。一方で、このような技術がビジネスを通じて社会に浸透し、人々の生活を豊かにして経済を発展させ、さらなる技術発展のチャンスを生むというサイクルは、まだ完全には出来上がってはいないのではないかと感じています。このサイクルを一歩進めるためには、科学技術を生かした新たなビジネスの創出や社会問題の解決を促進することが必要なのではないかと考えています。

MITには世界中からトップクラスの研究者や学生が集っており、新たなビジネスの創出という点でも驚くべき実績があります。MITが2015年12月に発表したレポートによると、卒業生が創業した企業の収入の合計は1.9兆ドルに上るとのことです。2013年のインドのGDP(世界10位)は、1.877兆ドルとのことですので、MIT卒業生の作ったビジネスはそれを超えていることになります。クラスメイトとの日常会話でも、テクノロジーを生かしたベンチャー企業の話をする機会が非常に多く、また、在学中・卒業後に起業を考えている学生もおり、世界で最も科学技術xベンチャーの話がされている場所と言っても過言ではありません。

ところが大変残念なことに、MITには日本のベンチャー企業や技術研究の最新の動きを知っている人はほとんどいないという現状があります。地理的な距離と言語の壁を超えて情報が伝わるということはかなり想像していたよりも難しいことのようでした。それならば、日本の技術やビジネスを直接見て知ってもらう機会があれば、日本の企業や研究機関がもっと世界に進出できるのではないかと思い、今回のスタディーツアーを企画しました。MITの校風は「臆することなく堂々と意見をぶつけ合い、新たなイノベーションを創造すること」にあります。MITの学生や研究者が日本を訪問し、共同研究、日本での就職や今後のコラボレーションに繋がれば、日本企業の海外進出や研究分野での人材交流に大きく貢献できると確信しています。

Innovation Discovary Japan オーガナイザー

代表:木村恵二(マサチューセッツ工科大学システムデザイン&マネジメント専攻)
メンバー:岡本知久、河野正人、栗林俊輔、小林直貴、庄司吉希、牧野祐也

協賛:マサチューセッツ工科大学システムデザイン&マネジメント専攻、MISTI(MIT International Science and Technology Initiative)- Japan Program

後援:在ボストン日本総領事館